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新品 :34783873681 中古 :347838736811 |
メーカー | シャトー・パプ・クレマン | 発売日 | 2025/02/09 13:40 | 定価 | 11083円 | ||
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カテゴリ |
Château Pape Clément / パプ・クレマン シャトー・パプ・クレマンは、ボルドーで最も古いグラン・クリュの一つである。ペサック近郊の有名なシャトー・オーブリオンから数キロのところに位置しているもともとの所有者の1人、ベルトラン・ド・ゴは1299年にこの田舎の地所を買い取り、彼はフィリップの御世であった1305年に教皇に選出され、その6年後に法王クレマン五世となった。 ※パプ・クレマンとは教皇クレマンの意味 以来フランス革命があるまで、シャトー・パプ・クレマンはボルドー大司教に属し、7世紀にわたりワインは途切れることなく造られていた。 現在、運営は、ベルナール・マグレが担い、多大な情熱とエネルギーを注ぎ込んでいる。1950年から1970年代初めにはパプ・クレマンの品質を疑う者などいなかったので、細部への注意不足や、設備への投資を怠ったことから、1975年以降、質の低下が深刻なものとなった。その後の10年にこのシャトーがつくったワインはしばしばカビ臭く、新鮮さに欠け、大変出来の悪いものだった。 しかし、それは1985年、若くて熱心なベルナール・プジョルが雇い入れられて終わりを告げた。プジョルには、パプ・クレマンの品質を復活させるための全責任が与えられ、その最初の結果が深遠なる1986年に表れた後は、偉大なオーブリオンやラ・ミッション・オーブリオンに近づき、肩を並べるほどになってきている。しかしプジョルは1990年代の後半に辞し、ベルナール・マグレは醸造においては世界のワインを知り尽くしたワイン醸造コンサルタント、ミシェル・ロランを雇い、最高品質のワインを造り出しているのである。 砂利質の土壌の上にあり、よくできたときには魅惑的で抗しがたいブーケがあり、タバコとミネラルの強い香りと混じり合ったたっぷりとした黒系果実の香りがする。メルロの割合が比較的高いため、ごく若いうちから飲めるし、最高のヴィンテージには数十年間熟成し続けるものもある。 1980年代後半の5年でパプ・クレマンはボルドーの花形の1つになり、2001年、2000年、1998年、1996年、1990年、1988年、1986年といった深遠なワインを生み出した。 ≪ボルドー第4版より抜粋≫ |
ペサック・レオニャンを代表するシャトー「パプ・クレマン」が手掛ける、ミネラルの香りが特徴的で、フィネスとボディの力強さのバランスが素晴らしい1本!
シャトー・パプ・クレマンは、ボルドーで歴史を持つシャトーの一つです。1299年にベルトラン・ド・ゴ司教がボルドーの大司教になり、ぺサック・レオニャンの「モット」と呼ばれるブドウ畑が領地として与えられた際、その畑に魅力を感じた彼が近代的方法で領地の経営を行ったのが始まり。1305年の教皇選挙会議により、「教皇クレマン5世」となったベルトラン・ド・ゴでしたが、教皇の職務が忙しく、悔しくもブドウ畑を大司教館へ譲り渡すことになりました。
このパプ・クレマンのシャトー名は、パプ=教皇、クレマン=クレマン5世から由来しています。今日、ボルドーブドウ栽培では当たり前となった、ブドウの幹を一列ごとに区別して植える手法は、フランス全域においてシャトー・パプ・クレマンが最初に行った手法です。シャトー・パプ・クレマンは、すぐ近くのシャトー・オー・ブリオンと比べてみると、やや成分が少ないものの、ぺサックの砂礫土壌ならではのスモーキーでスパイシーなブーケを放つ点では共通しています。
「シャトー・パプ・クレマン」は、一砂利質の土壌の上にあり、よくできたときには魅惑的で抗しがたいブーケがあり、タバコとミネラルの強い香りと混じり合ったたっぷりとした黒系果実の香りをもちます。メルロの割合が比較的高いため、ごく若いうちから飲めるし、最高のヴィンテージには数十年間熟成し続けるものもあります。
骨の髄までエレガントで、複雑で、ボルドーの中でも最も独特なワインであるパプ・クレマンは、1986年のヴィンテージ以降、とりわけベルナール・マグレがこのシャトーを手に入れてからは絶好調である。マグレはこのシャトーをボルドーの最高レベルに押し上げようと、懸命にあらゆる努力をしている。抜け目のない愛好家ならぜひとも買うべきワインである。(『ボルドー・第4版』より)
Chateau Pape Clement Rouge
シャトー・パプ・クレマン
生産地:フランス ボルドー ペサック・レオニャン
原産地呼称:AOC. PESSAC LEOGNAN
ぶどう品種:カベルネ・ソーヴィニヨン 50%、メルロ 50%
アルコール度数:14%
味わい:赤ワイン 辛口 フルボディ
ワインレポート:97 点
カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロが各50%。ブラックプラム、カシス、杉、ウルトラスムーズで、きめ細かいタンニン、しっかりしたストラクチャーに貫かれているが、柔らかいテクスチャーで、味わいやすい。深みがあり、エネルギーが充満している。正確なフィニッシュ。新樽90%で18か月間熟成。大物ベルナール・マグレが所有するボルドーの19シャトーの中でフラッグシップ的な存在。リュット・レゾネのテラ・ヴィティスとHVE3の認証を取得している。コンサルタントはミシェル・ロラン。
ライター山本 昭彦レビュー投稿日2021/05/21
VINOUS:98 ポイント
98pts Drinking Window 2030 - 2050 From: Bordeaux 2020: Saving the Best for Last (Feb 2023)
The 2020 Pape Clement is outrageously beautiful. Dark, virile and imposing, the 2020 is a rare vintage of Pape Clement that is vertical and statuesque in feel. Dark fruit, chocolate, new leather, licorice and cloves infuse the palate with tremendous depth. In a word: magnificent. - By Antonio Galloni on December 2022
ジェームスサックリング:98 ポイント
CHATEAU PAPE CLEMENT PESSAC-LEOGNAN 2020 Monday, February 6, 2023 CountryFrance RegionBordeaux Vintage2020 Score 98
Lots of blackberry, iodine and crushed stone here. Some black pepper and graphite, too. Full body and medium, fine tannins that have a powdery texture and open in the mouth. So much going on. Iodine and iron undertones with some raw mushroom bring you back for more. Muscular. This is for the cellar. Drink after 2027.
ワインアドヴォケイト:(96 - 98) ポイント
Rating (96 - 98) Drink Date 2028 - 2060 Reviewed by Lisa Perrotti-Brown Issue Date 21st May 2021 Source May 2021 Week 3, The Wine Advocate
Deep garnet-purple colored, the 2020 Pape Clement comes barreling out of the glass with bold notes of cassis, plum preserves and licorice, giving way to scents of cedar chest, crushed rocks, charcoal and pencil lead. The medium to full-bodied palate is tightly coiled with beautiful tension and a firm, finely grained texture locking in the layers of black fruits and minerals, finishing with great length and energy. The blend this year is 50% Cabernet Sauvignon and 50% Merlot, aging mainly in French oak barriques, 66% new, with about 10% aging in large oak foudres. The wine will spend approximately 18 months in barrels.