【マグナム瓶】シャトー・ド・フューザル ルージュ [2001]1500ml

Chateau de Fieuzal　/　シャトー・ド・フューザル

300年以上の歴史を持ち、ボルドーファンに絶大な人気を誇るペサック・レオニャン格付シャトー！

シャトー・ド・フューザルは、ボルドーの大銘醸地ペサック・レオニャンの南部に位置します。ガロンヌ川の支流オー・ブランシュの小川沿いにたたずみ、ドメーヌ・ド・シュヴァリエやマラルティク・ラグラヴィエールなどとともにこの地域を代表するシャトーとして知られています。

300年以上の歴史を持ち、ボルドーワイン発祥の地とさえ言われている名門シャトーであり、フランス革命期にはド・フューザル候が所有していたことから、現在のシャトー名となりました。ナポレオンとも親交があり、彼が皇帝になる前に使用していた蜂（ラベイユ）の紋章は、現在のセカンドワイン「ラベイユ・ド・フューザル」として現在に受け継がれています。

1974年以前は、比較的目立つことの少ないシャトーでしたが、ジェラール・グリブラン氏が経営を引き継いでからは一新。熱心な設備投資と改革によってさらに品質は向上し、市場での評価が高まりました。そして、2001年からは暖房機メーカーを経営するアイルランド人オーナー、ロクラン・キン氏の所有、2007年にはランシュ・バージュなどを手掛けた実績のある、ステファン・カリエ氏が総支配人に就任し、さらに品質の向上と安定感が増しました。

2011年には、大改修が行われ、醸造所も最新設備に変わりました。醗酵タンクには木樽、ステンレス、コンクリートを併用。区画や品種、ブドウの状態によって使い分けます。熟成には全てバリックを使用。長期熟成に向く高品質なワインが造られています。

シャトー・ド・フューザルでは赤・白両方のワインを生産していますが、グラーヴの格付けに入っているのは赤ワインのみ。樹齢の高いブドウの樹も多いことから、とても優雅な肉付きの良い味わいに仕上がり、同時に値ごろ感もあるワインとして知られています。一方の白ワインは、比較的最近造られ始めたため格付けこそありませんが、ボルドーの白ワインの中ではトップクラスのクオリティを持ち、シャトー・オー・ブリオン・ブランにも匹敵する実力を発揮すると言われています。

もともとペサック・レオニャンのワインは地元でとても愛されていますが、中でもラベイユ・ド・フューザルの人気は高く、ワインショップやレストランでのオンリスト率が高いことから抜群の知名度を誇っています。