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メーカー | パレオ[2019]アジィエンダ・アグリコーラ・レ・マッキオーレ | 発売日 | 2025/02/20 04:36 | 定価 | 11856円 | ||
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トスカーナ州ボルゲリで、唯一農家がはじめたワイナリー。初代オーナー故エウジェニオ・カンポルミ氏はこの地の可能性を見出し、惜しみない努力を注いできました。メルロー100%で造られるプレミアムワイン、「メッソリオ」は2004年にワインアドヴォケイト誌で100点を獲得して以来、世界のワインファンを魅了しています。エウジェニオが亡くなった後、妻チンツィアと家族が彼の意思を引き継ぎ、2009年にはイタリア最優秀ワイナリーと評されるまでになります。トスカーナ最高峰のメルローといえばマッセート、レディガフィ、そしてメッソリオ。中でもその優美さは右岸のボルドーをも圧倒する別格の存在としてワイン・アドヴォケイト誌でも高い注目を集めています。 ただ一人、ボルゲリの農家として名を轟かす 今では死語とまで言われる「スーパータスカン」の誕生地の一つ、ボルゲリを有名にしたサッシカイアやオルネッライア。第二次世界対戦中、大好きなボルドーワインが飲めないという当時のサッシカイアのオーナーの悩みから始まったワインです。所有していた広大なボルゲリの土地の一部にボルドー品種を植え、それがいつしか評論家の目にも留まり、イタリアの一大産地へと成長したのでした。そんなスケールの大きなストーリーがあり、貴族が大半の地を所有するボルゲリの地で、ただ一人、地元の農家として新たに世界に名を轟かすカンティーナを立ち上げたのが、今は亡きエウジェニオ・カンポミル氏。彼のひたむきな努力と情熱が世界屈指のワインを生みました。 |
ボルゲリの個性を最も表現する手法とは 今となっては世界的に有名なボルゲリのワイン。ワイナリーの数も増える一方、ワイン史としては歴史の浅い産地で各社がそれぞれ個性を表現しようと研究が進んでいます。その中で、レ・マッキオーレは単一品種にすることこそが、最もボルゲリの個性がワインに現れると考えています。 一般的に、この地域では、ブレンドワインが主流で、国際的に受け入れられやすいワインを造っていますが、一方で個性に乏しく、ボルゲリのテロワールを体現していないワインが散見されるのも事実です。毎年同じような品質のワインを造るのが容易になる一方、ヴィンテージの個性が出にくくなります。 単一品種では、気候から醸造まで、テロワールの要素すべてがストレートにワインに反映されます。ミスが許されず、完璧なワイン造りが必要になります。これがレ・マッキオーレの個性であり、ボルゲリの地を最も映し出したワインなのです。 |
ワイナート誌第4号『超トスカーナ』で大きく取り扱われて以来、 日本で瞬く間に人気者になった『レ・マッキオーレ』! -ガンベロ・ロッソでスリーグラスを獲得したスーパー・トスカーナ!- ワイナリー紹介 1998年秋に行われたイタリアで最も有名なワイン・ガイドブック『ガンベロ・ロッソ』主催のテースティングで、トスカーナワイン『パレオ1995』が、ボルゲリ・サッシカイア1995と同じスリーグラスという最高の評価を受けました。 パレオを産するレ・マッキオーレ社の畑はトスカーナ地方でもキアンティやブルネッロに継ぐ銘醸地として頭角を表しているボルゲリ地区にあります。サッシカイアもオルネライアもこの地区でつくられ、近年世界中からの熱い注目を浴びています。 ワインづくりについて ぶどうを破砕するときに機械作業を少なくしたため、タンニンがソフトになり、樽熟成させるのに最高の状態のぶどうジュースとなりました。 アルコール発酵は温度調節可能なステンレスタンクを用いて30度で約15日かけて行われた後、澱引きし225Lの樽に入れてマロラクティック発酵をさせました。新樽比率は50%で、残りの50%は2年目と3年目の樽を使用しています。 |
comment レ・マッキオーレはボルゲリ地区でカベルネ・フランに力を入れた最初の生産者であるということでも有名です。完熟が難しい上、酸がきつく、ハーブの香りが強くなりすぎてしまうなど、世界的にみてもカベルネ・フラン(以下フラン)100%でのワイン造りは珍しいです。 一般的にこの地では、カベルネ・ソーヴィニヨンをメインに、酸を補完する目的などでフランをブレンドしています。レ・マッキオーレでは経験を重ねるごとに、フランの酸と果実味のバランスの良さに気づき徐々に比率を高めていきました。結果、猛暑の2000年でもいきいきとした酸を保ったフランの出来を受け、2001ヴィンテージからフラン100%にしようと決意しました。 フランの可能性を早くから見出したレ・マッキオーレの成功を見て、他のワイナリーもフランを増やすなど、ボルゲリのワイン造りに大きな影響を与えました。 |
ワイナリーにとっては最も歴史がありフラグシップワイン。 1989年から造っている。 故エウジェニオ氏がカベルネ・フラン種の可能性を信じ、一大決心をして2000年の収獲後にカベルネ・ソーヴィニヨン種の苗木を全て切り落とし、カベルネ・フランを接木した。それ以来、カベルネ・フラン100%のワインとなった。 ボルゲリのテロワールとカベルネ・フランの個性を最大限に表現できるように常に気を付けてワイン造りをしている。バルサミックで瑞々しい地中海の特徴がでている。 クリュでは生産量が最も多く、より多くの人にパレオを楽しんでもらいたいという想いが込められたワイン。 “戦うワイン商”川頭義之氏のコメント カベルネ・フランの可能性を早くから見出した、イタリア(特にボルゲリ)のワイン造りに多大な影響を及ぼしたワイン。マッキオーレの成功を見て、カベルネ・フランを増やしたワイナリーの多い事は事実です。 |
comment カベルネ・フラン100%で造られるスーパータスカン。チョコレート、濃密なカシス、エスプレッソと様々なアロマが感じられる。濃密でシルキーな舌触り、口に広がる果実味が豊か。 生産者名:Azienda Agricola Le Macchioleアジィエンダ・アグリコーラ・レ・マッキオーレ 商品名:Paleo Rossoパレオ ロッソ ヴィンテージ:2019 原産国:イタリア 地方・地区:トスカーナ > ボルゲリ 品質分類・原産地呼称:トスカーナI.G.T. 品種:カベルネ・フラン 100% 醗酵:コンクリートタンク 熟成:オーク樽熟成20ヶ月(新樽、バリック) 平均年間生産量:25488 ALC度数:14% キャップ仕様:コルク 色:赤 味わい:フルボディ ビオ情報:ビオロジック ワイン・スペクテーター得点:94 ワイン・アドヴォケイト得点:98 海外ワイン専門誌評価歴: (2019)「ガンベロ・ロッソ 2023」 3グラス/(2019)「ドクター・ワイン 2023」 99点 |