全長 (m) | 継数 (本) | 仕舞 (cm) | 自重 (g) | 先径 (mm) | 元径 (mm) | 適合 ハリス (号) | カーボン 含有率 (%) | マルチ |
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9.20 | 9 | 134.8 | 310 | 1.6 | 25.7 | 0.3〜1.5 | 99 | 85-92 |
「遡」シリーズのパワーと操作性・軽さという基本コンセプトを継承しつつX45搭載でよりシチュエーションに合った選択を可能にした大物竿
P-1:上流部、渇水期などシビアな状況に対応する新たに設定された細糸対応機種。
P-2:50cmマルチ化でより胴へのスムーズな曲がりが活かせる本流ヤマメ(アマゴ)のスタンダードタイプ。
P-3:太い流れや大物の走りを力でねじ伏せるパワータイプ。手尻の長い仕掛けにも対応する70cmマルチ仕様。
P-2 72(ショートパワー):小規模河川の強者。隠れた名ポイントに潜む大型渓流魚に的を絞ったパワーロッド。
川幅が狭いが水量が安定してエサが豊富な中規模河川、大河川からの遡上が期待される支流域などで30cm以上の大型ヤマメ・アマゴ・ニジマスなどを狙うために開発されたパワーロッド。
複雑な流れのピンポイントの流れを確実につかむシャープな振りと、しなやかに曲がりながら引きに応じてスムーズに働いてタメが効く胴は、大石をかわしながらのやり取りやしっかりタメて止めて獲るなど、その機動性を活かした自由自在なやり取りでシビアな大型渓流魚を翻弄する。
P-6 90M(スーパーレインボー):本流で巨大化した怪物に挑む。どの位置からでも竿が立つ、新たなるターゲットとメソッドのための剛竿。
近年注目を浴びる本流域での大型レインボー(ニジマス)に対応すべく、操作性と食い込み性能を維持しながら大幅なパワーアップを実現。
通常のドリフトはもちろん、独特の下竿での縦のパターンでの誘いからの強烈な走り、そして激しいジャンプにもフレキシブルに対応。
不利な体勢からでも竿を絶たせることが可能な強靭かつしなやかな胴の曲がりに加え、50cmマルチをフレキシブルに活用し、誘い・やり取りを優位に進めることで太くて強いターゲットへと挑むためのスペシャルモデル。
P-10 85(スーパーサーモン):狙いは10kg!パワフルなサーモンを力でねじ伏せる専用ロッド
2017年追加新製品モデル本流大物師の憧れであるサーモンを攻略するためのスペシャリティロッド。ナノテクノロジーによってカーボン素材の強度・軽さをさらに進化させた「超高密度SVFカーボンナノプラス」、抵抗の大きな太糸仕掛けもきっちり飛ばすパワーとコントロール力を生み出すネジレ防止の最適構造「X45」など、ダイワの最新ロッドテクノロジーを採用。元竿全体にグリップ塗装を施すことでしっかり握れてタメが効く「元竿全身グリップ仕様」に、太糸の使用を想定して開発された非回転式の金属穂先パーツを搭載。一日振り続けられる軽さパワーの絶妙バランスで、テスト時に荒川の10kgも力でねじ伏せる圧倒的パワーを実証済み。
DAIWA TECHNOLOGY
超高密度SVFカーボン
ロッド性能に最も影響を与えるカーボンシートにおいて、贅肉とも言える樹脂(レジン)の量を減らし、その分カーボン繊維を密に入れてより筋肉質でパワフルなロッドを実現した「高密度HVFカーボン」。
さらにレジン量を減らすと共に、ホットプレス製法でカーボン繊維の密着度を高めてさらなる細身軽量化とパワーアップ、シャープな振り抜き性能を実現したのが「超高密度SVFカーボン」。
X45
従来構造(竿先に対して0度、90度)にダイワ独自のバイアスクロス(±45度に傾斜したカーボン繊維等)を巻くことで、ネジレを防ぎ、パワー・操作性・感度を飛躍的に向上させることに成功。
このX45構造を適所に導入することによって、鮎竿で証明されているとおり、抜く寸前の魚の左右への走り。
水を切った後の暴れなどによる竿のネジレを抑えることができ、素早く・安定した“抜き”性能を発揮する。
V-ジョイント
竿が可能な限り歪みの少ないきれいなカーブを描くよう、節の合わせ部分にダイワ独自のバイアス構造のカーボンシートを採用。
合わせ部のスムーズな曲がりを実現し、パワー・レスポンス・感度において高次元の性能を発揮させることに成功。
継数の多い小継渓流竿にとって、継ぎ部のスムーズな曲がりは細糸適応性を高めるだけでなく、リフティングパワーの向上にも大きく貢献している。
Vコブシ設計
Vコブシは鮎竿・渓流竿の先端部#1〜#3を短くセッティングすることで竿先の安定性を高め、感度の向上を図る設計思想。
同時に中節〜元竿は節長が長くなる胴長設計と組み合わせることによって同じベンディングカーブを描きながらもタメが効く、パワーと操作性・感度を兼ね備えたロッドの実現に貢献する。
メタカラマン(※P-1)
穂先に仕掛けをダイレクトにつなげることで感度が大幅にアップ。
仕掛けが先端方向に出ており、また仕掛けを取り付ける部分が回転する構造のため糸ヨレや糸絡みが起こりにくい機構。
からまん穂先(※P-2、P-3、P-6)
ラインを結ぶ穂先のリリアンが仕掛けの動きに合わせて柔軟に回転するので、糸ヨレや糸絡みが発生しにくく、仕掛けが長持ちする高機能穂先。
遊びを極力小さくして感度アップに貢献する「小型からまん」を採用。
節落ち・食い付き防止合わせ
下節の上部内面に僅かな出っ張り(異形部)を2〜4箇所作り、強い密着部分を作ることで実釣時に起こる節落ちを防止。
さらに異形合わせによってできる空気層が竿を固着から守る機構。
固着防止リング
節同士の接合部分に空気層を作る溝(リング)切り加工を、節の太さに応じて幅と本数を変えながら施した構造。
節の出し入れが頻繁に行われる振出竿にとって最も多く、最も煩わしい固着のトラブルを解消。
ダイワ TPOで選べる渓流竿マトリックス表はこちら 付属品
コンパクトハードトップカバー
ニット竿袋
※本シリーズ(P-2 72・P-10 85を除く)は魚を取り込む際にマルチレングスを伸ばすモデルです。